2010.02.07 他人の感情に左右される

あなたが、優しさを見せる限り、俺は優しくいられる。

あなたが、厳しさを見せる限り、俺は厳しくいられる。

あなたが、寂しさを見せる限り、俺は寂しくいられる。

あなたが、冷たい本音を見せる限り、俺は永久に冷たい本音を見せられる。

鏡に写るかの様に、ありのまま相手の感情に左右される毎日だ。

自分というものが、いない気がする。
ありのままの自分。

誰に左右されることのない自分。

いつでも、誰にでもありのままの自分を見せていた自分がいない。

どこに置き忘れたのか?
最近では、相手の態度に対して自分が鏡になることが多い。
それは、正しい自分ではない。

ふとした瞬間の、小さな事に爆発的に憤怒する自分もいる。

鉄塔徹尾相手の間違いを糾弾し、叩きのめし、人格すら否定する自分がいる。

だいたいが、他人中の他人である店員や、役人や、配達人に向けられるものではあるが、ある時、自分のあまりの勢いと恫喝に怯えて震える男性職員に気づいた時に、自分の過ちに気づいたりもする。

まこと、感情とは操縦不能な暴力みたいなものだ。

そんなこんなで今日は4時起床でblog更新なんかしてますよ。

今夜はボクシングです。
亀田一家の不器用さが大好きな自分は、三兄弟の中で最も「人を殴ることの苦手な」次男坊に親近感を覚えます。