2009.12.02 いま何思う?

毎日がただ繰り返される。

働きもせず、なんら生産的なことができず、消費するだけの日々。

新しい命は確実にその日を迎える。

なのに、焦燥感と、希死念慮、不安感、動悸、情けなさだけが、俺と同じ歩幅で歩いてる。

誰かに何かを与えられないなら、生きている価値はあるのか?

家族を持ちながら、働けない俺に存在意味はあるのか?

妻と、子供と過ごす明るい未来を思い描けない俺に、父親の資格はあるのか?

自分の家計を、自分で終わりにしたいと願っておきながら、自分の血をひく人間を産まれさせてしまった、、、。

帰るべき郷はすでに無く。

ふと考えたら、俺の骸はどこに眠るのか?

先祖の血を忌み、先祖の地を捨てた俺に、本当にはもう、故郷は無い。

そんな人間が、人の親となり、家族を持ったことがそもそもの間違いだったんだろうか?

妻の、ささやかな夢を奪った気がする。

妻の両親のささやかな夢を壊した気がする。

生きていくという、ただそれだけがもう、辛い。

娘が、自分の名前をフルネームで話せたり、50音を話せたりすることに喜びを覚えながら、戦慄する。

もう、俺の事を覚えてしまったのではないかと、、、。

こんな気持ちの夜、人は何を祈ればよいのか。

もう、闘う気力が湧かない。

綺麗な夜空が観たいな。

たくさんの星が観たいな。

冷たく清廉な空気の中で。

たくさんの木々に囲まれて。

土の匂いと、好きな音楽。

大の字になって、見上げたい。

空一面の星。

北海道で観た、銀色の月。

沖縄で観た、どこまでも続く蒼い海。

こんなに闇は深いのに。

星は輝かない。