2009.12.07 通院 - 鬱病相談員の隠れ家

いつも通りの時間に着いたら4番だった。

電車内の澱んだ空気はまだ辛い。

川越駅での乗り換えも、、、。
スーツ姿や学生、OLとか。
見るのはまだ辛い。

でも、家族には明るいメールをする。
もう、弱い辛い面を見せるのは止めた。

負感情デフレスパイラルから逃げる。

苦しいよ。
辛いよ。
死にたくて消えたくて仕方ない。

でも、それは1人で抱えるものだ。

出産間近の妻。
何らかの変化を感じて不安そうな娘。
愛娘の家庭が安定しないことが不安な妻の両親。
体調が悪い、俺の母。
いつも心配してくれる妹。

もう、誰の前でも本当の顔は見せてはいけない。

うつ病と名のついた俺に、常に気を使ってくれる周囲に対して、相談も本音も苦手な俺にできることは少ない。

会社は、遅くとも1月にはクビになる。
医師は、いま復職すれば再発の可能性が高く、特に介護現場に戻るのは勧めないという。
少し現場から離れた仕事、開発や営業にシフトするのは、ありかもだけど、まずは「自分の存在価値」を自分で認められるようになることが1番だと。

うつ病になる前から、自分の存在価値を常に疑っていた俺にその課題は重い。

毎日が休日。

毎日、人生をサボってる。

テレビに映る努力の末に何かを掴んだ人達に心から拍手。

マンションのベランダから見える通勤の列。
かっこいいと思う。

老後、働かずとも毎日趣味に生きている人達。
尊敬。

今日も朝陽は素晴らしい。

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