2009.12.19 嘘 - 鬱病相談員の隠れ家

嘘を、つけるほど回復している。

今日は午前中に産婦人科で検診同行。

娘の笑顔。
パパパパとじゃれてくる姿が本当に愛しい。

妻は、ここまできたら、クリスマスイブに生みたいとはっきり意思表示。
妻の母がクリスマスイブ産まれなので、親孝行にもなるかな？なんて可愛い。

そんな２人の前で、暗い顔はしない。

２人を迎えに来た義母の前でも同じだ。

パパのお家で遊びたいと言う娘に触れると涙が出そうになるので、病院の駐車場で別れる。

明日が晴れならまた公園に行こうとお約束。

昨日の夕方、妹から電話があった。
そこでも、勿論明るく楽しく受け応えができる。

傷病手当、失業保険、再就職・・・。
考えてみればソーシャルワーカーとして携わるべき基本の事じゃないか。
そんなことすら頭に浮かばないなんてな・・・。

でも、実際頭が回らない。

子育て本に「離婚するなら３歳まで」と書いてあった。
生命保険証書には「契約から３年以内の自殺は無効」と記載されている。

そんなことばかりが過る。

こんなにも愛しい子供も、いま離れてしまえばきっと俺のことなど忘れてしまう。

人間は、強くできている。

前を向けないから「うつ病」なのだ。

生きていく希望を見出せないほど堕ちていくからうつ病なのだ。

毎日、簡易な神棚に祈る。

「妻と娘が幸せでありますように。」
「赤ちゃんが無事に生まれてきますように」

どこかで出会う神社でもいつも同じ願い事をする。

神様に逆らうようにして３５年生きてきた。
様々な挫折や、罪を繰り返し繰り返し生きてきた。

いや、もうほんと。

がんばったとおもう。

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