2009.10.21 秋晴れに夢の中の別れを思う

夢から目覚めたら、泣いてた。

夢の中で、たくさん失った。

過去に遡り、出会いと別れを繰り返した。

実在した彼女がほぼ全員出てきた。

追えば追うほどに悲しい程遠ざかる幸せ。

誰かに言われた。

「ただ愛せばよかったのに」

「愛されたいとか思わずに、ただ愛せばよかったのに。」

「そうすれば、なにひとつ失わないよ」

あれは自分の声か?

愛されたいという欲望は、自分を苦しめるだけ。

愛される人格を持たないわけだから。
好きになればなるほど、依存して自分を押し付けてしまう。

同じように愛して、求めて欲しいとだけ思う。

自分が、本当にその人を尊重し、愛せていたかもわからないのに。

自分は、元彼としては、きっと最低な部類に入るだろう。

家庭を持ってすら怯える毎日だ。

失うことを、、、。

ただ愛せばいい。

でも、愛し方を知らない自分に気づく。
愛した分、愛してくれは本当の愛ではないだろう。

妻や娘が幸せなら、そこに、自分がいなくても大丈夫という歪んだ感情がある。

逃げてるんだと思う。

だから、考えれば考える程、涙が止まらない。

幸せといい、幸福という。

自分からもっともかけ離れたモノ。
夢ですら、追い詰められる。

薬が無いと不安で仕方無い。

台所で包丁抱えたままたちつくす。

頭に浮かぶ。

こんなはずじゃなかった。

頭に浮かぶ。

本当はこうなるとわかっていた。

頭に浮かぶ。

傷つけた分だけ、他人に関わった分だけ苦しみが跳ね返る。

自殺したあの利用者さんは、あの日何を考えていただろうか?

長い長い闘病の末、桜の季節に自殺した親友はあの日、何を考えていただろうか?

彼等が亡くなった後の、ご家族の様子を思い出す。愛されていたんだなと感じた。
羨ましいとさえ思った。

あんなに愛されていながら、彼等は、なぜ死を選んだのか?

愛以上の何かを求めたのかな?
わからない。

大切な人を無くした悲しみは、いつか癒える。
それは事実だ。
時間が、やがてその悲しみをちゃんと癒してくれる。

失ったぶんだけ、新しい恋愛を求めるように。

人は悲しみだけの世界には生きられない。

それが、わかるから少し楽だ。

俺を無くしても、大丈夫だと思える。

癒ない傷など、俺にはつけられない。


今日は秋晴れのいい天気だ。



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