2009.09.07 追い込んでいる自分

広範囲な意味でのPDの初期症状あり。

ある一点の不安から、ある種のパニックに陥り、不可解な行動、予期せぬ行動に出る。

一週間の記録を報告した結果、あくまで可能性としてではあるが、医師はこう告げた。

確かに、先週のある日、妻との些細な諍いから、車を運転して妻の実家に行き、郵便局に記帳に行くといった行動を取った。

理由は、残高照会を何度も依頼したにも関わらず妻がそれを行わず、九月引き落としに関する情報を得られなかった事にある。

九月は給与支給が無い。
傷病手当と、郵便局の僅かな残高と現在の現金のみで、家賃や生活費、保険料、医療費を捻出しなければならない。

十月の事など今は考える事すらできない。

にも関わらず妻が郵便局の記帳を行わなかった、ただその一点に粘着し激昂した挙句、車を運転してしまったわけだ。
結果として、残高は九月に関しては充分であり、ほっとして我に返った。

その一部始終を聞いた医師は先週の検査結果と合わせて、PDの可能性を指摘した。

自分の場合、元々直情的な性格であり、妻の態度が怠慢に思えた故の行動ではあったが、軽卒かつ危険な行動である事に代わりは無い。

にしても、徐々に回復しているとは言い難い状況を自分から作り出している。

頑固な性格で、意外と真面目な部分が結局、今の病状を悪化させている。

そして自分で自分を追い込んでいる。

不安を解消したくば、一日も早く復職し、働いて安定した収入を得る以外に無いのだ。

それはわかっている。

わかっているつもりだ。

現実はかくも厳しい。