2009.09.08 リハビリ
今日はリハビリの日だ。
自らに課したリハビリの日だ。
自分1人で電車に乗り、乗り換えて目的地へ向かう。
途中で、妹と会い、ショッピングセンターに行くんだ。
実は緊張している。
鬱病と診断された前々日。
1人で電車に乗って日比谷野外音楽堂を目指した時、異常にナーバスになり、携帯の電池が減り続けるのも構わず何度も同じ「乗り換え案内」をみていた。覚えられないのだ。
あれは実は恐怖だった。
会場で知り合いが自分を見つけてくれた時、たぶんテンションが急上昇してしまい、わけわかんない話してしまった気がするがとんでもなく嬉しかったのを今でも鮮明に思い出す。
あれ以来、1人で電車に乗るのは初めてだ。
昨夜は時間的にはよく眠れた。
でも未だに頭がぼやぼやなので、朝からPANTERAの「OFFICIAL LIVE 101 PROOF」とEMINEMの「RELAPSE」を大音量で聴いてる。
パンテラには「walk」という名曲があるが、ライブアルバムで1番好きなのは「suicide note Pt.2」という曲だ。
凄まじいテンションの曲だし、歌詞がたまらない。
口に銃口を加えながら、自殺を試みる男の歌。
<家族を悩ませるためでもなければ先入観に満ちた人々のためでもない。これは俺自身のこと、俺だけのこと、憶病者だけが試みることなんだ>
<弱さが磁力となるんだよ。俺が実行する様子をみるがいい>と歌いつつも、サビ(ヴァース)部分では繰り返し叫ぶ<お前は俺のように死のうなんてするな>激しい叫びに涙が出る。
パンテラ自体すでに解散し、その後ギタリストがライブの真っ最中に銃殺されると言う痛ましい事件があり、最早伝説としか言い様のないバンドではあるが。
さて、まもなく動き出さないと間に合わない。
約束の時間より常に早目早目に動かないとダメな性格なのだ。
医師からは、「その頑固さ頑固さが治りを遅くする。周囲にもたれて休まなければいけないのは貴方自身だ」と諭された。
しかし、苦しいのは周囲の方だ。
俺はそう感じているし、俺が生きている限り俺のせいで、悩み苦しむ周囲の血縁や家族は増える一方だろう。
少なくとも、12月には確実に新しい命が産まれ俺という存在のせいで、不安定な生後を体験するのだ。
時間だ。
出かけよう。
お気に入りのCOCKROACHのTシャツが見つからない。