2009.09.25 周囲の幸福を祝えない暗闇
妻の友人が2人おめでただそうだ。
2人とも、2人目。
顔見知りではあるから、喜ばしいけれど、妻に申し訳ない気持ちが先走る。
友人たち旦那は普通に働いているだろう。
いずれ友人たちは、マイホームも買うだろう。
家族が増える喜びに満ち溢れているだろう。
来月の支払いに頭を悩ませたり、毎週精神科に通ったりはしないわけだ。
またこんな昼間から膝を抱えて、ごめんなさい、ごめんなさいと何度も呟く。
妻は、きっとその友人が羨ましいに違い無い。
なぜ我が家は平穏無事とならないのかと、涙を流しているだろう。
頭を垂れるしかできない自分。
情けない、不甲斐ない。
秋晴れにも曇る心。
どこか遠くに行きたい。
遠く、遠くに。